最近知ったんですが、2019年10月から京急の羽田空港アクセスの際に使う空港線の運賃が値下げされたみたいですね。
具体的には、品川~羽田空港は410円のところを300円とのこと。
これは、以前まで、羽田空港への空港線において、空港線の延伸工事や輸送力増強工事に要した設備投資額などをまかなうために加算運賃が設定されていましたが、設備投資の回収がうまく進んできたことから、加算運賃を引き下げることになったため。
実は、東京モノレールよりもシェアが高い京急

京急HPより
2017年度の国土交通省の航空旅客動態調査によると、羽田空港利用者が使う交通手段(平日)において、京急は31.8%、バス26.6%、東京モノレールが23.3%(東京新聞サイトより)と続くとのこと。
実際のところ、京急は東京モノレール、バスよりもシェアが高いみたいです。
京急は、都営浅草線と直通運転をしており、都心からのアクセスは非常に便利。それに加えて、京急は品川駅をターミナルとしていることから、池袋・新宿・渋谷などの山手線の西側エリアからのアクセスにも非常に便利。
現在、羽田空港へバスを使ってアクセスしている方は、東京都心から離れてたエリアから使うことが多いと思います。
それを踏まえると、東京モノレールは羽田空港アクセスに太刀打ちできないのは仕方がありません。というのも、浜松町~羽田空港の運賃は500円です。あまりにも高い!
個人的なイメージとして、羽田空港アクセスは東京モノレールというのがあったのですが、今回の京急の値下げは衝撃的です!品川は山手線の駅なので、山手線の東側の秋葉原・東京駅といったエリアでも、浜松町で乗り換える必要ないですしw
値下げがなくても、京急がシェア1位を取っているのは当然ですね。都営浅草線経由で京成とも直通運転をしているというのもあり、京急は東京モノレールより利便性が高いことをしっかりと証明してます。
東武スカイツリーライン沿線民の筆者はリムジンバス使用を京急に変えることができるのか?
東武スカイツリーライン沿線民で春日部付近に在住の筆者。羽田空港へアクセスする際には、行き・帰りを含めて、新越谷駅・草加駅・八潮駅と羽田空港を結ぶリムジンバスを使っています。
運賃は、新越谷駅から乗ると、1,350円ですが、荷物を預かってくれる上、地元の近くの駅からちょっと新越谷駅まで東武線は少し乗るだけで済むので、リムジンバスのヘビーユーザーです。
ただ、運賃の高さで、そろそろリムジンバスから、東武線で押上へ行って、都営浅草線経由で京急を使ったほうがいいのかなと、先日の京急の値下げで思っていたりします。
最近は羽田空港から飛行機を利用してどこか行くのも、がっつり長期ではなくて、1泊2日の短い日程のため、スーツケースを使わない機会もあると思うので…
スーツケースとロングシートの電車の相性は最悪

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ただ、スーツケースとロングシートの電車との相性は最悪ですね。
ロングシートに座っていて、スーツケースを置くと、なかなか人の迷惑になりますし、それに加えて、普通の状態で持っていると、電車が揺れるとスーツケースが動きますし。
残念なことに、羽田空港へは、成田空港みたいにスカイライナーのようなスーツケースを置ける特急列車は運行されてないので、リムジンバスしか、スーツケースを楽に羽田空港まで持っていける手段が残されていないですね。
やっぱり荷物を預かってくれるリムジンバスがいいのかな?
羽田空港へ行く際には、京急を使うとすると、新越谷駅から北の自宅の最寄り駅から押上駅、押上駅から都営浅草線経由の京急の電車に乗れば、2時間あれば着きます。前述の通り、スーツケースを持って羽田空港へ行くとなると、ロングシートがつらい。2時間ロングシートでスーツケースを持っていなければならないとなると、スマホも触れないし…
リムジンバスが高くても、ロングシートの電車に自宅の最寄り駅から新越谷駅まで20分程度スーツケースを持つだけで済むと考えると、成田空港まで普通列車でなく、京成スカイライナーのような特急を使うのと変わらないのかなっていう結論に達しますね。
便利なことにはお金がかかっても仕方ないと思うと、今回のリムジンバスから京急へのシフトは無理しなくても良さそうと思います。
リムジンバス=特急券が必要な特急列車とすれば、自分の中でも納得が行きます。
荷物が少ないときには京急を利用することにします
リムジンバスは荷物を預かってくれますが、短期間の仕事の出張で羽田空港へ向かう際には荷物が少なく預かってもらう必要もないので、京急を使うことにします。
荷物がたくさんあるときには、リムジンバスを使って荷物を預け、楽な状態で羽田空港へ向かうことにします。
[東京新聞]